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戦国BASARAシリーズ 管理人より 現在戦国BASARA信者と思われる荒らしが横行しているため保護しています。 概要 シリーズの問題点 プロデューサーの目に余る振舞い あまりにも多い痛すぎるファンの存在 その他 不可解なこと。 関連項目 関連リンク 概要 日本の戦国時代を舞台とした三人称視点の一騎当千型3Dアクションゲームで、プロデューサーは小林裕幸(以下小林P)、キャラクターデザインは土林誠と『デビルメイクライ』と同じスタッフが製作に参加。 戦国時代が舞台とは言うものの、登場武将には極端なアレンジがなされており、シリーズ生誕当初はそれを中心としたバカっぽさがウケていたのだが――― シリーズの問題点 コーエーの一騎当千ゲーム「無双シリーズ」に瓜二つな要素が多い(*1)。どれほど似ているかはこちらのサイトを参考にしてほしい→無双×BASARA 徹底比較 動画 BASARAの開発中のカプコンでの通称は「デビル無双」だったということが明らかになった。ソースは1作目発売前の某Webショップのメルマガで、カプコンの担当者が「もともと三○無双をカプコン風に作った」とこの時点で語っていた。小林Pが担当した『デビルメイクライ』と合わせてこのような名称となったと推測できる。 無双が好きだから無双を意識したゲームを作ったというわけではないらしく、プロデューサーがtwitter上実名で堂々と無双新作のネガキャンを行っていたりする。 他作品のシステムやゲーム性を模倣して生み出された作品であれば、徐々に独自性を生み出すよう勤め、差別化が図られていくのが当然だが、あろうことかシリーズを重ねるにつれ共通点・類似点が続々と増えていった。 しかもゲーム性のみならず「デザイン」「コピー」(*2)「タイトル」「モーション」「技のボタン配置」など多岐にわたる。 終いにはPS3へのHDリマスターである『戦国BASARA HDコレクション』の謳い文句で「一騎当千アクションの原点がここに!」 という、パクリやネガキャンでは飽き足らず、無双を乗っ取ろうとでも言わんばかりのコピーを打ってくる始末。 その追従っぷりの凄まじさは「(無双の)ストーカー」などという俗称が存在を許されてしまうあたりからも察せられるかと思われる。 無双のパクリという点に目にいきがちだが、実際のところ他にも様々なゲーム、漫画などの作品との類似点や便乗していると思われる件が存在する。おそらくそれだけでここと同じくらいの項目が作れるであろう。 最近では「BSR48」「ザッビーマウス」など、公式が開き直ってパロネタをシリーズのアイデンティティにしようとしている節がある。しかしそのネタを使う必然性がない場合がほとんどであり、ただのパクリとも言える。パクリとまで言わずともここまで見ればわかるだろうが、基本的に余所の猿真似しかできておらず、そこから発展も無くそのまま完結している。その為、一部では『戦国PAKURI』という蔑称を使うアンチもいる。 設定面においても、当初はバサラ歴という独自の暦が使われていたが、途中から正史を騙り始めたので崩壊を見せるチグハグぶり。 バカさとキャラクターに重きを置いているのか、バランス崩壊など単純なクオリティ面においても度々難が見られる。 『3』では過去作に比べてアクションが飛躍的に進化したが、それでも一部の荒削りな部分が目立っていることには変わりなく、ナンバリング以外のタイトルに至ってはファンすら「手抜き」と切り捨てる程の完成度の低さでクソゲー呼ばわりされるパターンが定着しつつある。 歴史ゲーであることをことさら強調している割には史実を無視したり捻じ曲げている設定が多い。 豊臣家と織田家が激しく対立している、徳川家康が豊臣秀吉を殺したなどあまりにも史実からかけ離れすぎている しかもあろうことか「史実を作る」「日本の歴史として海外に売る」などと謳っている。意図的に歴史を捏造しているともとれる発言であり本当にそうだとしたら非常に悪質である。 念のため補足しておくとこうなったのは、上述の通りこの作品は元は戦国時代をアレンジしたバカゲーであり、そのバカ設定のまま、変に無理矢理史実っぽくしたりしたのが原因であり、変に史実方面に行き過ぎなければこうはならなかった可能性もある。 単に史実を無視しているわけでもなく、斜め上にぶっ飛んだ歴史解釈の中にさりげなく史実要素や俗説・トンデモ説が混ぜ込まれているため、ファンが「小ネタを探すのが面白い」と好意的に見る一方、作品に否定的な層からは「調べた上で馬鹿をやっている分余計にタチが悪い」という意見もある。 代表的な例としては、スペインやメキシコ・ローマに「慶長遣欧使節」を送ったことから口調が英語交じりとなっている伊達政宗や、「上杉謙信女性説」を踏まえて性別不明の人物として描かれている上杉謙信(声は女性声優が当てている)など。 細かな部分を挙げると、「関ヶ原の戦い」を扱ったステージには真田幸村が敵キャラクターとして一切登場しないことや、『3』で登場した小早川秀秋が片倉小十郎を野菜作りの名人として熱狂的に慕っていること(史実において二代目小十郎・片倉重長の美貌に惚れ込み付きまとっていたという逸話から)などがある。 キャラ設定にすこぶる不謹慎なものがある。差別、中傷とエンターティメントの区別がついていないといわざるを得ない。 「愛」を教義にしておきながら実際は何でも暴力で解決しようとする教主と狂信的な信者ばかりのザビー教(*3)や重度の拝金主義者でお経も満足に唱えられない本願寺顕如(*4)、元はまともな性格だった大谷吉継が不治の病(史実ではハンセン氏病)にかかり周囲に疎まれたせいで周囲を嫉み不幸に陥れようとするような陰湿な人間になったなど。 たかがゲームのネタに過剰反応しすぎと思うかもしれないが、キリスト教徒や浄土真宗の門徒は現実に(*5)いるわけで、ハンセン氏病に苦しむ患者も未だ多くいるのである(その病状ゆえ差別を受けやすい)。心のよりどころにまつわるものや自分を苦しめている病気について、主義主張も信念もほとんどない単なるエンターテインメントの道具に近い扱いでネタにされ、傷付く被害者がいるということだけは留意しておくべきだろう。軽い気持ちで特定の宗教や難病(とそれを抱えた人々)を貶めるようなマネをするなど言語道断である。 後に発売された海外版では、大谷のこの設定が更に悪化している。ズバリ「病気で発狂した」真正面から喧嘩を売りに行っているのだろうか。 わざと小難しい言い回しをしようとして日本語を誤用したり、あるいは謎の新語を創ったりと、特に『3』以降はスタッフが末期の厨二病状態である。 「虎の抜け皮」「竜は滝を登るもの」「忘れ形見(秀吉の部下・三成を指して)」など 「竜は滝~」の台詞は「滝を登り切った鯉は登竜門を抜け天に昇って竜となる」という登竜門の故事が元と思われるが、あくまで滝を登るのは「竜となる前の鯉」であり竜ではない。 「忘れ形見」については、主君・秀吉を神のように崇め死した秀吉の代行者のように振る舞う三成を、「親(秀吉)の遺志を継ぐ遺児のような存在」「人々に豊臣の恐怖を思い出させる存在」として「忘れ形見」と表現したと思われるため完全な誤用ではないが、補足が全くないため単にわかりづらいだけの表現になってしまっている。 特に『3』における三成の詩的な言い回しの数々はファンからもネタとして扱われており、最近は三成を主人公とした公式コミカライズの各話サブタイトルがもはや厨二病を超越した何かになっているなど、公式でもネタにされている。 「狂る虚構(まわるせかい)」「混沌の胎動(カウントダウン)」「深謀の冷酷者(コンダクター)」etc…。 共通の問題とは少し異なるが、別の部分にも書かれている通り元々お馬鹿路線が売りだったのだが。 『2』以降は一部の女性ウケを狙った要素を強めてバカゲー要素は薄れてしまった(一応薄れただけで無いわけではない)。 さらに『3』にいたっては、何を思ったのか「シリアス路線」に走り始めた。これでシナリオとしての完成度が高ければよかったのだが、残念ながら殆どのシナリオがそれほどの評価はされていない出来となっている。 武将の(悪い意味で)厨二な肩書やBSR48のはっきり言って寒い選挙公約など滑り気味になってきている面も多々ある。 他、ストーカー呼ばわりされる所以。 海外版タイトル 「戦国BASARA3=Samurai Heroes」「戦国無双3=Samurai Warriors 3」(*6) 公式サイトのソース内に他社のゲームの名前が含まれていたことがある。言うまでも無く「無双」である。 一部で有名なWEBアンケートの内容。 (主に名称の)誤字が多い。 小林Pのそれの方が目立っているが、それを除いても誤字がやたら多い。 散々指摘されているが、未だに同じことをやっている。 ゲーム内以外でもこんなのが話題になった。 プロデューサーの目に余る振舞い 詳細は下部のリンクから。 あまりにも多い痛すぎるファンの存在 当シリーズは痛すぎるファンがあまりに多いことでも有名。非常識極まりない迷惑行為の数々は度々話題になっている(当wikiも煽りを受けることがある)。 発売時期や上記の発言からしても、BASARAが戦国無双をパクッたのは事実なのだが、それを認めず「BASARAがオリジナルだ」などとのたまうのは日常茶飯事。 もはや史跡荒らしとも言うべき寺社などでの振舞いは言うに及ばず、その他一般の公共施設などにおいても奇行に走るお騒がせっぷり。 その代表とも言うべき例が「痛絵馬」「オクラ奉納」だが、あまり詳しくなくても聞いたことのある人もいるかもしれない。因みに、「オクラ奉納」などに対して13歳の中学生が苦言を呈する内容の投稿を中日新聞にしたことがネット上で話題になったことがある。 一部とは言え、「中学生(子供)が当たり前に持っている常識さえも持ち合わせていないファンがいる」という証左であろう(誤解を招きかねないので付記するが、この文面に近年の中学生あるいは子供を貶めるような意図は含めていない)。 そしてそんな事例など霞むほどに酷い例もある。 無双に出演した声優の訃報が告げられるや『ざまぁみろ』『死んで当然』『BASARAの声優を貸してやろうか?』と嘲笑する声が飛び交った。 「『どうせ叩いてる奴らはこんな感じなんだろw』(ハンセン病患者の顔写真を晒しながら)」 東北大震災の件でも「地震が起きたのは無双の所為。東北を助ける為に東北を応援するBASARAを買うべき」とも発言。九州北部豪雨の時も同様の世迷言が飛び出している。 他にも前田慶次の供養塔を破壊したというものがあるらしいが、こちらは伝聞で広まっているに過ぎず、詳細がはっきりしていない所がある。…もっとも、“火のない所に煙は立たぬ”と言う言葉もあり…。 ここまで来ると痛いどころか、人間性を疑うレベル(*7)だが、最後の委細不明の供養塔の件以外は一切の誇張抜きというのが始末悪い所。 無双シリーズやまったく関係のない作品を意味の解らない理屈でBASARAと比して貶めたり、 空気を読まずに色んなところでBASARA内でしか通用しない用語を使っている。 そのあまりの空気の読めなさから、着実に否定的な層を増やしている状況である。 因みにBASARAファンによるとこれらの行いはすべて「無双ファンの自作自演」だとのこと。好き勝手やっておいて手前勝手な責任転嫁をするあたり、まともな人間の所業ではない。 これらのファンの大きな特徴としてもう一つ挙がるのがエアプレイヤーが多いという点である。 これらの層は、アニメor同人誌から入った又はそれしか扱っておらず、ゲームにはまったく触っていない(触れても動画で済ます)。当wikiの用語集でいうところの所謂「動画評論家」で占められているという。 BASARAの内容を史実だと信じ込んでる人間も現実には少なくない模様。ゲームと史実の区別くらいつけても良いのではないだろうか…。 もっとも、歴史を題材にしたゲームの場合は独自のアレンジを成されることがあるため、それが正しいと思ってしまう層はいたりするものだが、BASARAの場合は明らかに非現実的なものなため、さすがにフォローしきれない。 例えば、戦国無双シリーズの「武田信玄に仕える真田幸村(*8)」というものであれば、少し調べればあり得ないことと解るだろうが、まだその間違い自体は理解出来る余地はある。だが、さすがにBASARAシリーズの「日本刀を6本ブン回す伊達政宗」「本多忠勝がロボット」などはさすがに調べる云々踏まなくても明らかにゲームだから出来ることだと言うこと位は解るはずだろう。 戦国無双シリーズの例に対してBASARAシリーズの例が極端すぎるという指摘があるかも知れないが、タチの悪いことに本気でこれを信じている例があるのが笑えない。 一応断っておくが、ファンの全てがこのような狼藉を働いているわけではない。モラルやマナーを弁えている善良なファンもいるためBASARAファンだからといって安易に批判をするのはNGである。だが、まともと呼べるファンは数々の出来事を経てその数を減らし(減らされ)て(*9)いるのも確かであり、普通のファンは痛い連中が何かをやらかす度に「またBASARA厨か」と一緒くたに批判されて肩身の狭い思いをしているのが実情である。また、ファン同士で作中のキャラの思想や言動を乏し合うことも多く、その煽りで自分の好きなキャラや否定的に見られているキャラの言動を少しでも擁護したりゲーム内での補足を指摘するだけで非難され叩かれることも少なくない。自分の価値観が絶対だと思う人間同士が惹かれあい、そして叩きあっている状態だが、ある意味 『類は友を呼ぶ』 といえるだろう。 これらはモラルのないファンの問題でゲーム及び製作者側とは関係のない問題という訳ではなく、製作者サイド(主に小林P)がそういったファンの問題行為や発言を助長するような発言をたびたび行って(*10)いる。そもそも製作関係者自体が(小林裕幸を除いても)失言や問題が多いことでも有名。関係者までもがそうだというのだから困りもの。 他にも「無双OROCHI2の体験会で野次を飛ばす」「コーエー社員になりすましてデマを流す」等、その暴走は止まるところを知らない。最早非常識という言葉では語りきれないほどで、まさに『真性』といっていいほどである(*11)。 その他 ついにはゲームに人気投票の投票券を1枚つけ、上位のキャラを選抜メンバーとしてプッシュするという露骨なAKB商法まで始まった。投票の結果選ばれたキャラのドラマCDを出す等の展開を予定している。 しかもこれ48と言っているが同一人物やモブレベルのキャラも混じっており、実質内訳は42~46人、無理に数合わせしているという現実。わざわざそうまでして余所に合わせる必要性は?また、公式が多重投票を推奨するなど根本的な部分がすでにおかしい。始まる前から公平性についても疑問を抱かれているという状況である。 安易な真似事はもとより、単価が5000円前後になるゲームという媒体との相性は非常に悪いと言っていい。余計なお世話かもしれないが、中古市場の飽和を招く要因になりかねないということが懸念されている。 満を持して登場となったドラマCDだが、まさかのHD版戦国BASARAの数量限定特典。Wii版のユーザーを完全無視である。そして蓋を開ければ、ファン納得のガッカリCDだった。 モバゲーでも展開していたが、お粗末(*12)すぎたせいか早々に終了してしまった。 このような有様にもかかわらず再びモバゲーで展開すると発表された。 異常なコラボレーション・タイアップ。 下手したら本業(ゲーム)以上に力が入っているように見える 機会がやたら多い、提携先も関連性など意味がわからない(*13)のがあまりに多く、その有様から「絨毯爆撃」と揶揄されている。 そのコラボに関してもコラボ先に関連付けた書き下ろしイラストなどを使うといった事はほとんどなく、ゲームで使うキャラグラを貼り付けただけ、といったものが大半を占める。 さらに製作サイド(小林)が提携先の名前を満足に覚えていないらしく、よく提携先の名前を間違える上に謝罪や訂正も行わない。上述の使いまわしCGしか廻さない件も含めBASARA製作サイドのコラボ提携先に対する誠意はその程度、という事である。 明らかに広告費用の方が利益を上回っているなどとという指摘も少なくない。 このことから、稲船敬二のいつか言っていたある言はこのシリーズを指していたのではないかとよく言われる。 その割に同社製品とのコラボはビックリする程ない。せいぜいDMCの武器がオマケで出てくるぐらい。 マーべルVSなどの参戦候補に伊達政宗が度々挙がるらしいが、悉く却下されている。格闘に縁のないトンガリ頭の弁護士すら参戦したというのに、スタイリッシュアクションも形無しである。皮肉としか言いようがない。 メディアミックスがどんどん(良く言えば幅広く、悪く言えば節操なく)拡大しており、2012には無謀にも(*14)実写ドラマ化。舞台版と同じく特撮経験者を多く起用した派手なアクションは好評だったが、その他の部分はBASARA特有のノリを考慮してもネタにしか見えない出来となっており、「第二の『MUSASHI GUN道(*15)』」とまで言われた。しかし、溢れる低予算臭とぶっ飛んだ展開が『MUSASHI』のように違う方向でウケたのか、幸村役の武田航平はブログで「視聴率は好調で良い意味でも悪い意味でも評判」とコメントし、なんと前後編の総集編を劇場公開することが決定した。 その一方で、本来の軸であるはずのゲームの方は『3』の発売以降コンシューマーハードへの完全新作については全く音沙汰無しの状態となっている。元々本シリーズがあからさまに(戦国)無双シリーズを模倣している事もあって「『戦国無双4(*16)』という新しいパクリのネタが出るまでナンバリングの新作は出せないんだろう」と揶揄する者も少なくない。 不可解なこと。 ニンテンドーチャンネル ゴールド評価を得た「3」は途中でシルバー降格したが、直後ゴールドに返り咲くという不自然な変動が見られた。 「3宴」は驚きのプラチナ評価。こう書いては何だが、正直明らかに過大評価としか思えない。「誰でも遊べる」にかなり多くの票が入っているのもおかしい(そもそもCERO Cなのに)。しかもその内訳が女性100%ということもあって信憑性についてはかなり危ぶまれている。 ちなみに上述のAKB商法はこの「3宴」で行われており一票に付きソフト一本購入する必要がある。そして宴はps3版よりもwii版の方が安く購入できる。さらにこの人気投票は腐女子に人気の高いキャラクターが上位を独占している状態である。後はお察しください HDコレクション体験会 正確には雑誌の紹介記事。「ファンが殺到」という触れ込みで写真が掲載されていたが、カメラが不自然に寄りすぎていて、殺到とか言われても……。 というか、大して古くも無いゲームのHD版ぐらいで人が殺到するだろうか。 関連項目 小林裕幸? 勘兵衛 戦国BASARA X 戦国BASARA3 戦国BASARA CHRONICLE HEROES 関連リンク 戦国BASARAシリーズ アンチスレッド Wiki* 無双×BASARA 徹底比較
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戦国BASARA4 皇 【せんごくばさらふぉー すめらぎ】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売・開発元 カプコン 発売日 【無印版】2015年7月23日【完全版】2020年7月21日 定価 【PS4】6,990円【PS3】5,990円【PS4完全版】5,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 【PS4/PS3】2016年7月7日/2,990円 判定 なし ポイント 10周年記念作品なのに無印の完全版アクション面は多少見直された一方でシナリオの見直しは少ないナンバリングシリーズではこれが最終作 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 評価点 アクション面の改善 その他 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 その他 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 アクション・システム関連の問題点 その他 総評 余談 暴れ廻れ!歴史を裏斬れ! 概要 『4』から約1年半後に発売された拡張版ディスク。『戦国BASARA』シリーズ10周年記念作品と銘打たれた作品。 『英雄外伝』や『宴』と異なり、本作は『4』の内容をすべて引き継いだ上で追加要素を加えた実質的な完全版である。 公式は「登場武将四十人全員が主人公」を謳っている。 特徴 キャラクターの追加。プレイアブルキャラクターはシリーズ最多の40人。 新たに「千利休」が登場。温厚で内向的なワビ助と攻撃的なサビ助の二重人格で、茶人かつサイキッカーという、BASARAらしくぶっとんだ設定である。武将でないのは突っ込んではいけない (それを言ったらお市なども本来は武将じゃないし) 。 『4』でNPCだった足利義輝、京極マリアもプレイアブル参戦。 『宴』で固有奥義・衣装・武器グラフィックが1つしかなかった上杉謙信、かすが、前田利家、まつ、武田信玄の5人も固有奥義の追加と新衣装、武器グラフィックが用意されて復活した。 合戦ルーレットから、NPCだが『2』の宮本武蔵と『3』の地方領主である尼子晴久がポエム尼子として登場する。布や覆面で口元が隠れている理由はお察しください。 合戦ルーレット 戦場に出現するルーレット兵や陣を撃破することで、合戦ルーレットが登場して回り、出目に応じて様々な要素が出現する。内容は以下の通り。 「千金」 いわゆる大当たり。即時に天貨メダル1000枚を入手できる上、ダッシュに攻撃判定が追加され、+1000ヒットされスーパーフィーバー状態になり一定時間敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る。 「天貸」 「一定時間天貨メダルを背負ったメダル兵が出現、攻撃すると天貨メダル入手」「ポエム尼子が出現し、地中を逃げる尼子が地上に出てきた際に攻撃すると天貨メダル入手」のいずれか。 「変化」 爆弾兵、暁丸、直江兼続のどれかに一定時間変身する。変身中は敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る(ただし敵兵1人につき1枚、直江のみ3枚程度の超低レート)。 爆弾兵は、上手く敵を一度に吹き飛ばせたときなど、爽快感を得られるシチュエーションもあるものの、撃たれ弱いため使いづらい。嫌がらせポジション。 暁丸はその巨体のため小回りが利かず画面が見づらくなるが、圧倒的な攻撃力を誇る。R1ボタンによる火炎放射攻撃は雑兵どころか敵武将相手にも通用するほど。 直江兼続は敵を一撃で倒せるが一発でも攻撃を食らうと倒される。性能も移動速度、攻撃速度が共に遅い。 「罰天」 いわゆる大外れ。「一定時間爆弾が降ってくる」「宮本武蔵が乱入し、一定時間プレイヤーに攻撃してくる」「ザビー教の入信タライが落ちてくる」のいずれか。 武蔵が乱入してきた場合、撃退することが可能。倒せれば天貨メダルが手に入る(得られる天貨メダルの枚数は難易度に応じて変化)。プレイヤー武将が気絶すると撤退、また出現時に敵武将が近くにいると即撤退する。 ザビー教の入信タライが落ちてきた場合、レバガチャで抵抗しないと魂を髭の生えた天使に連れ去られ気絶してしまう。気絶を回避(入信拒否)できた場合には少量の天貨メダルが手に入る。ちなみにザビー教徒である宗麟も入信拒否をする。 爆弾に関しては『宴』の「ルーレットつづら兵」のものに比べると降る時間が非常に短くなっており、かなり良心的になっている。 なお、主に陣付近に設置されている緑色の「革命つづら」を破壊すると、次のルーレット発動時にルーレットの目の比率が変わり、特定の目が出やすくなる。どの目の比率が上がるかはランダムだが、「千金」の比率上昇の効果が出た場合はルーレットの目が全て「千金」になる。 天貨メダル 合戦ルーレットの出目に応じて入手できる新アイテム。天貨メダルが貯まると、衣装や武器といった様々な景品をゲーム内で購入できる。 新シナリオの追加 新規・追加キャラクターの新ストーリーだけでなく、『4』でドラマルートがなかった既存キャラクターにドラマルートが追加されたり、アニメルート存在のキャラが大幅に増えた。 属性 本作から足利義輝の「震」と千利休とDLC武器の三成の「感」の2種類の属性が追加され、合計で8属性になった。 一部キャラクターかつDLC限定ながら、シリーズ初として各キャラクターの既定属性以外の属性が使える武器が配信された。 例えば政宗は雷属性だが、DLCの武器「氷龍」を装備すれば氷属性が使用可能になる。 固有技・改 天貨メダルで購入できる景品の1つで、コマンドはL1+□で発動する。モーションは概ね既存の技を流用・改変し組み合わせている。 ちなみに、インタビューによると作成・調整はとあるスタッフがほぼ1人で担当し、残業して作業していたらしい。 難易度「天」の追加 つづらの中身はバサラゲージ回復アイテムのみに変更され、体力回復アイテムがつづらからは取得できないようになっている。 敵の耐久力は「婆裟羅」とあまり変わらないが、敵のAIの強化、攻撃頻度、攻撃力、ガードブレイク能力が大幅に上がる。回避行動の多用やカウンター技に反応しないなど数値以外にも手を加えられている。 敵武将は基本的にこの難易度に限りバサラ技を発動する。『宴』と違い、ダウンから起き上がろうとした直後に発動してくるため非常に厄介。 評価点 アクション面の改善 空中で発動できる技、ダッシュ攻撃が増え、一部キャラクターは大幅なてこ入れが入った。『4』で改悪または削除された細かい仕様も、一部ではあるが改善、復活している。例えば、家康のバサラ技は『4』で追撃可能になるタイミングが遅めに変更され、追撃をクリーンヒットさせることができなくなっていたが、本作では元のタイミングに戻された。 ジャンプキャンセルが可能でダッシュキャンセルが不可能な攻撃は、あらかじめダッシュを先行入力していればダッシュジャンプでもキャンセルが可能になった。 『4』では仰け反り時間の短縮でコンボが繋がりづらくなっていたが、本作では仰け反り時間が若干ではあるが伸びたためコンボを決めやすくなった。 浮かし技で浮かないため仰け反り時間短縮の恩恵を受け難敵となっていた重量級武将だが、忠勝と義輝以外は一部の浮かし技で浮くようになった。義輝は軽量級に変更されたが、黒か金のオーラを纏うことで重量級になり、更に投げ技で吹き飛ばした際に即体勢を立て直すようになっている。元々の攻撃性能の高さも併せて非常に難敵となっている。忠勝以外は一部の技で膝付きが発生し、よろけダウンも軽量級と同じように発生するため『4』無印よりは対処しやすい。また、『4』では重量級である上に異常に仰け反り時間が短く、非常に厄介な存在となっていた官兵衛は、他の重量級と同程度にまで仰け反り時間が延長された。 固有技・改はモーションこそほとんどが既存の技の切り貼りではあるが、「改」と名乗るだけあって、痒い所に手が届く性能になっていたり、地上と空中では別の技になるといった工夫が見られ、戦術の幅を広げるのに一役買っている。 固有技・改は基本的に強化技中でも性能が変化しない。手抜きともいえるが、逆に強化前でも安定した性能を発揮できるともいえる。 ただし、キャラクターによってはない方がマシなレベルで役に立たない技も存在する上、コマンドの関係上暴発しやすく、一部のテクニックが使用不可能になる。その上一度入手すると任意で外せないため、その点は不評。 例えば孫市の場合、固有技・改は新たなコンボパーツとして活用できる一方、コマンドが一部重複するため、填撃(□ボタン長押しのチャージショット)の1発目を撃つ際に回避でリロードモーションをキャンセルできなくなってしまう(2発目以降は回避キャンセル可能)。 戦友システムについては、戦友を外せないという点はそのままだが、細かな調整が行われて利便性は増している。 プレイヤーが取得した経験値がそのまま戦友にも反映されるようになったため、レベルが上げやすくなった。 『4』では戦友のレベルが50以降にならないと戦友交代が使えなかったが、本作では最初から使用可能になった。また、バサラ技中に戦友交代が可能になった。ただしカットイン中やバサラ技を発動している戦友に交代するのは不可。 『4』では空気だった交撃システムに、戦友と連携して止めを刺した場合に粋ゲージが上昇する効果が追加された。 更に粋の至り中に同様の条件を満たすと、粋の至りの継続時間が延長する「粋の至り・廻(まわり)」が発動するようになった。 戯画バサラ技で敵武将に与えるダメージの上限が3割→6割程度と引き上げられた。 『4』で批判の的となった演出優先のカメラワークだが、本作ではオプションに「技カメラ」の項目が追加された。これをオフにすることで、ダッシュ時にカメラが近づく仕様や、固有技やバサラ技のカメラ演出をほぼなくせる。 三成の慙悔など、技発動中にカメラ移動が不可能な技があったが、本作では一部の技で技カメラがオンの場合でもカメラを動かすことが可能になった。 基本的に、コンボを繋いだりとアクションゲームとしてやり込むのであれば技カメラをオフにした方がプレイしやすい。しかし、復活武将の新固有奥義や新規キャラクターの技(特にバサラ技)は最初からカメラ演出を前提とした作りになっている部分も多いため、「あえて技カメラをオンにして演出を楽しむ」というプレイスタイルも可能。単純にカメラ演出を削除するのではなくオンオフ可能にしたことで、若干ではあるが楽しみ方の幅が広がったと言えるかもしれない。 また、戦友交代をショートカットボタンに設定した場合、R3ボタンで視点切り替えができるようになった。 敵武将の3つ巴の戦いなどで、敵武将同士がきちんと争うようになった。 ただし、敵武将同士の攻撃では体力が半分以下にはならない。 武器関連も調整が行われ、いくつかの仕様が改善された。 武器の所持可能数が20から40に増加し、更に一括廃棄が可能になった。 砥石強化数選択などの数値選択が高速化し、快適になった。 「空舞」の効果が空中にいる間の攻撃が+1ヒットから+2ヒットに変更され、「重々」の下位互換ではなくなった。ただし使い所はない 『4』では緑銘を入手するのに武器合成が必須だったが、本作では高難易度でのステージ恩賞で手に入るようになった。 専用装具が専用銘として登場。付けると武器の強化上限が倍になる開銘も追加された。 その他 新規BGMもコミカルからシリアスまで幅広いジャンルで構成されている。 注目は二人の作曲家が作曲し、二重人格を現した「千利休のテーマ」と複数のアレンジバージョンがある「生々流転」。生々流転は特に耳にする事が多いため印象に残る。 武器をランダムで強化する「おみくじ小づち」に、新たにステージの恩賞の内容を変化させる効果が追加された。 また、使用時の演出がカット可能になり、纏めての使用がしやすくなった 高難度でこまめに使っていけば、強化印籠以外素材が不足することもなくなった。 不評だった攻撃ヒット時の効果音が変更された。ある程度過去作に近いものになっており違和感はなくなっている。 京極マリアの相手を縛り上げて品定めする技が、武将ごとに合格か不合格かが分けられた(NPC時代の前作ではランダム判定だった)。 概ね政宗、義輝、孫市などの格好良い武将には合格の投げキッスを送り、秀吉、信玄、勝家などのゴツい・暑苦しい・陰湿などの武将には不合格として容赦なく投げ捨てる(*1)。 一応、『4』の不満点改善に努めたと思われる部分もあり、アップデートによる修正も行われている。 前述のカメラ演出やおみくじ小づちの仕様の他に、起動する際のネットバサラ屋の更新についての質問がなくなり若干テンポが改善された。 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 『4』で専用アイテム自体が削除されていたことには批判の声が殺到していたため、復活自体は概ね好評。 大抵は『宴』の専用装具の流用だが、一部効果が変えられているキャラクターもいる。この点についてはキャラクターによって意見が分かれるだろう。『4』の新規キャラクターは全体的に効果が控えめになっている。バランスが取れているとも言えるが抑え過ぎとの意見もある。 中には強力な専用銘がいくつか存在する。 忠勝は専用名の効果こそ『宴』の専用装具と同様の効果だが、固有奥義が切り替え可能になったことにより間接的に大きく強化されている。援護形態と電磁形態を常時適用しつつ、さらに重機形態や飛行形態まで同時に発動できるため火力と機動力を両立できるようになった。 電磁形態と飛行形態により、ただマップを走り回るだけで敵がバタバタと倒れていく様はまさに戦国最強。武将戦では壁に相手を押し付けて立っているだけで勝てる(相手が倒れるまで連続ヒットし続けるため、バサラ技による割込みも許さない)。 さらに敵の攻撃の届かない上空を飛行しながら砲撃形態でプラズマ弾を乱射するという無茶な戦法まで可能。雑魚の殲滅や武将戦はもちろん、敵陣をゴミのように破壊できる。 相当なバランスブレイカーと化しているが、元々キャラクターがキャラクターであるだけに戦国最強らしい性能を取り戻したことは歓迎されている。(*2) 島津は「敵も自分も一撃死」というピーキーな性能から「固有奥義の発動時間が短くなる」に変更された。 発動までの時間が長い代わりに敵を一撃で倒せる「示現流 断岩」も発動時間が短縮される。上手く立ち回れば敵武将はもちろん陣も何段だろうと一撃で壊せる。前作が浪漫的な要素があったが今度は安定した高性能化になったため専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 利家は『宴』では回復アイテムのおにぎりを食べると性能が強化されたが本作では廃止、固有奥義「飯の感激」を使わないと強化できないが発動中は無防備なる上に最後にあるタイミングでボタン入力をしないといけないため簡単に強化出来なくなった。 専用銘の「常時強化状態になる」は固有奥義を使用しなくてもいい様になる上に性能が上がる、デメリットも無い為専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 逆に信玄と天海については批判が大きい。 天海については『宴』では「体力減少のデメリットなしで常時絶頂状態(*3)+通常技に衝撃波が付加」とかなり強力な効果だったが、本作では「"恍惚的 吸収"での体力吸収速度が増加+バサラゲージと粋ゲージも溜まるようになる」と、全く別の効果になってしまった。 あまりに強力過ぎる効果であるためバランス調整のために変更されたと思われるが、似た効果の真田幸村の専用銘は『宴』からほぼそのままであるため、不公平感が強い。ただし、体力減少はあれど絶頂状態維持自体は本作でもできる。 問題は信玄。『宴』の「常時風林火山」から「風林火山の時間延長+固有技の溜め時間が半分になる」に変更され、永続しなくなった。 強化が永続しないキャラクターは他にもいるが、そのキャラクターは強化が容易か強化しなくても戦えるキャラクターばかりである。しかし信玄の場合は風林火山に移行するまで手間がかかり、未強化状態だと技の振りが遅く、固有技の溜めが専用銘を装備しても遅い…というように、信玄自身の性能が低過ぎるため余計に目立つ。 天海と違ってフォローする手段がない上に、固有奥義を使用すると風林火山状態が解除されるというバグのような仕様に加え、更に専用銘が弱体化されたという面で大きく批判を受けた。 一応、ステージをクリアするだけなら伝家の宝刀、バサラループがあるため何とかなる。楽しいかどうかは別として。 また、手軽に火力を上げられる「打札」(与ダメージ倍率1.5倍)があるため、特定条件下で攻撃力を上げる系は不遇という見方もある。 まつの様に「動物による攻撃で与ダメージ2倍」等、デメリットがないものはまだマシだが、直虎や又兵衛の「特定条件下で与ダメージが伸びるがデメリットがある」という専用銘は存在意義がほとんどない。 特に又兵衛は「素手状態の攻撃が全てクリティカルになる(倍率1.4倍)」という効果であるため、与ダメージ倍率の点で完全に「打札」の下位互換となってしまっている。 半兵衛の専用銘は、固有奥義「怒りを込めて」を使用した際の強化状態が永続するという効果だが、「怒りを込めて」以外の固有奥義を使用した後、ダッシュキャンセルなどでキャンセルすると強化状態が解除されてしまうバグが存在した。現在は修正済み。 その他 本作で追加された難易度「天」だが、その難易度調整には賛否両論の声がある。 敵の耐久力が上がっていないため、プレイヤー側も専用銘や開銘による武器性能の底上げをし十分な強化を行ったキャラクターだと高難易度を味わえない。一撃の威力が上がっているため、敵武将のバサラ技などによる事故死の可能性が格段に跳ね上がっており油断はできないが、クリアするだけならば「打札」銘複数装備の「殺られる前に殺る」戦法でも容易に可能。ユーザーからは「歯ごたえのある難易度」という意見と「簡単過ぎる」という2つの意見がある。 もっとも、『宴』のランダム受身の様に無理に難易度を上げられるよりはマシという意見も。もちろん報酬や経験値など見返りも期待できる。 ステージ構成については良くも悪くも『4』とあまり変わっていない。 既存ステージの調整は「近江 佐和山城」のみでそれ以外はほぼ無調整。 『4』の佐和山城ステージでは破城鎚兵が倒された場合、復活させるには倒れた破城鎚兵の付近に表示されるサークルの中で待機し、破城鎚兵の体力が全回復するのを待つ必要があったため、時間がかかっていた。本作では破城鎚兵の体力が全回復するまで待つ必要がなく、少しでも体力が回復すれば破城鎚兵が再び動き出すようになった。この調整については「今度は難易度が下がり過ぎている」という意見も出たが、『4』では「ステージの雰囲気やBGMはいいが、破城鎚兵の尻拭いに走り回る必要がありストレスが溜まる」という意見がほとんどであったため、気軽にクリアできるようなったという点では概ね好評。 新規ステージは直虎の罵倒に耐えつつ様々な課題をクリアする「直虎女道場」、陣を落としつつサイコロ勝負で勝たないとボス戦で苦戦する「佐和山城・丁半防守」など、相変わらず演出は凝っているがその分面倒なステージがほとんど。 演出面も、プレイ画面の上に画像を載せるといった演出が用意されているが、プレイがしづらいという不満意見もある。 天貨メダルの交換で手に入る衣装はほぼ全員一着は用意されている(*4)。信玄の火男仮面や、忠勝の懐かしの防御形態(あくまで変化は見た目だけ)など。 『3』からの使い回しも含まれてるため少々物足りない。仮面や眼鏡を使用した衣装はゲーム中、準備画面や顔がアップされる時くらいしかお目にかかれない。 天海には明智光秀の衣装が用意されたが『宴』のように戦闘時の演出が変わることはない、天海のマスクはそのままであるため完全に「明智光秀」になれない。 OPがアニメムービーになった。制作はアニメ版第1期、第2期と同じ「Production IG」のためクオリティは問題ない。 平然と宇宙空間から隕石に乗って大気圏に突入、赤いオーラを纏うという義輝の登場シーンなどは、もはや開き直っていると言っていいパロディ具合とバカ要素で概ね好評。 しかし四十人の武将全員に出番が与えられた結果、ほとんどの武将が1秒程度の出番で終わっており、派手なアクションも少ない。 追加されたアニメルートはムービーのクオリティは高いがストーリーはやや単調。 政宗は義輝と対決するが、義輝がパッケージに描かれた六爪を披露する。ただ戦う理由が「義輝の計略で伊達軍に被害が出たので弱体化する前に義輝を討つ」である意味「3」の青ルートみたいにな展開に。また義輝には「失敗した者は二度と這い上がれない」という考えを持たせ、政宗の「何度でも立ち上がれる」という考えと対極を為すようにしている。 三成は姿の見えなくなった左近を捜索する中で又兵衛に政宗との戦いを嗾けられるが、最終的に政宗と協力して又兵衛を退ける(*5)。 『4』の時点では不明瞭だった政宗との因縁もしっかりフォローされている。 元就と元親のアニメルートは、ムービーの前半部分がまったく同じで決着のみが異なるという構成であるため、「手抜き」という批判を受けやすくなっている。 元就は、豊臣軍の策略によって厳島に攻め込まれ大損害を被る。その上、部下の「元就の身を案ずる心」を利用した策であったため、元就は「情」への憎しみを更に募らせることになる。最後は厳島の騒ぎを聞き付けて現れた元親を倒し「情」を否定するという後味の悪いEDとなった。 元親は、家康との関係を壊そうとする元就の元に殴り込むというストーリー。「もし『3』で元親が最初から家康を信じることができていたら」というIFを描いたような展開だが、改めて家康と友情を確かめ合うような描写もなく消化不良感が残る。 幸村は定番の政宗との対決がとんでもない規模で描かれ、家康は幼少期のカットが出てくるファンサービスなシーンがある。 ダウンロードコンテンツには他のゲーム等とコラボレーションした衣装が追加されている。ほとんどがカプコンのゲームだが、キャラクターとのマッチングは良い。 他にも新日本プロレスやT.M.RevolutionのPV衣装(しかもインパクト大な『HOT LIMIT』バージョン)とバラエティに富んでいる。 音楽ではアレンジBGM、その他カスタムテーマと中々に豊富なバリエーション。相変わらず強化アイテムも販売。 一方で「コラボレーションをするくらいならもっとゲームに力を注いでほしい」という意見もありコラボを不満に持つユーザーもいる。 最初に公開されたDLC衣装は評価の芳しくない『テイルズ オブ ゼスティリア』とのコラボ。しかも直虎にアリーシャの衣装という悪意がありそうな選定である。他のキャラクターも政宗にスレイ、三成にミクリオ、鶴姫にエドナと『戦国BASARA』のイメージには合わない衣装になっている。 本作もパロディ台詞が増えたが、義輝にシャア・アズナブルの台詞を言わせたりといった声優ネタが増えている。 キャスティングの時点で予想されていたことではあるのだが、安易なパロディの乱用と危惧する声もある。 パロディの内容も近年のアニメ作品の名台詞やローカルなネタまで使い出すなど無理にネタを出しているように見える。 本作から発売されたPS4版だが、PS3版と比較してゲーム性に直結するような差はない。「次世代機ならでは」という点がないためPS4版の意味がないといえるが、PS3とあまり差がないのを評価する声もある。PS4proのブーストモードでも大きな変化はない。 とはいえPS4版はロードが非常に短く、処理落ちもなくフレームレートも60で安定している。スタートボタンで中断する際やムービー挿入時のカクツキもなくなっている。 PS3版では今まで見られなかった処理落ちが発生するようになってしまったものの、発生頻度は少なくプレイをする上で致命的なほどではない。 画面解像度もPS4版の方が高く、グラフィックは向上している…はずだが元々PS3版でもPS3相応か怪しく、既存キャラクターのモデリングに関してはWiiで動くよう製作された『3』からの使い回しであり、新キャラクターもそれに合わせて作られているため、あまり恩恵を受けているとは言えない。PS4では最低レベル。 敵兵の同時出現数も、元々の敵出現数が多い祭ステージだとわずかに上昇しているが、体感できるほどには増えていない上、PS3版でもPS4版でも敵兵のステルスの頻度は結構多いため期待は禁物。また、元々の敵兵が少ないステージは増えていない。 さらに、PS3版がPS4版より一部台詞の音質が劣るという点も問題になった。 公式によると、容量の関係でPS3版の音質を下げざるを得なかったとのこと。それゆえに修正は不可能らしい。しかし、元々2つの機種差が出ないように製作されたと言われていたのに反して、事前告知なしでこのような差が出たのに関しては批判が出た。その後、公式サイトの2機種間の比較表にはこっそりと音質に関する比較が追加されている。 PS4版の欠点として、タッチパネルが左右同じく中断ボタン、OPTIONSボタンが挑発なため挑発が出し辛い。せめて『DMC4SE』のようにタッチパネルの左で挑発、右で中断と分かれていれば問題なかったのだが。 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 メインモード「戦国創生モード・極」は追加シナリオとキャラ選択画面の変更、義輝の登場する演出がカットされた位でほぼ変化無し。 ストーリー構成も変わっていない為、相変わらずシナリオの描写不足、駆け足気味の展開になっている。 アニメルートが追加されたのは伊達政宗・真田幸村・徳川家康・石田三成・長曾我部元親・毛利元就の6人。『4』初登場ながらアニメルートの無かった後藤又兵衛と井伊直虎には追加されなかった。また、本作からプレイアブルキャラとなった足利義輝・京極マリア・千利休にも無い。 シリーズの顔とも言える政宗と幸村、『3』の主人公だった家康と三成はともかく、元親と元就が他のキャラを差し置いて抜擢されているのは少々違和感がある。確かに人気の高いキャラクターではあるが…。 そして前述の通り、慶次にアニメルートは追加されなかった。歴代主人公キャラクターの中で唯一ハブられている。ただでさえ主人公だった『2』の頃から空気扱いだったのに。 ただし彼の場合、ドラマルートでは非常に正統派主人公らしい活躍を見せており、そういった意味では恵まれている。こうした立場から「慶次は裏主人公」と支持する声もそれなりに存在し、本当に酷い空気と化しているわけではない。 千利休は唯一の完全新規武将であり、ED曲の『ヘブンリーブルー』も史実の秀吉との茶会におけるエピソードを取り入れた利休のイメージソングに近い楽曲であるなど、義輝と並ぶ本作の目玉とも言える。キャラの設定も「茶人だが金髪、おまけに二重人格のサイキッカー(*6)」という非常に個性的なもので、インパクトは十分。 だが新武将なのに登場ステージは一騎討ちのみ、他キャラのシナリオに関わらないと扱いは悪い。 他に「二つの人格の会話」や「人の心を読んでしまう能力への苦悩」などサイキッカーの部分が強調され「千利休」の印象が非常に薄い。茶人要素は他の武将から茶人として認識されてる位、茶を点てる場面はほとんど無い。 戦闘面でも宙を舞い、岩を浮かせるといった戦闘スタイルなど余計にサイキッカーを際立たせている。 シナリオは公式が「利休のシナリオは熱くて泣ける」と公言したが、プレイヤーからの感想は「考えオチ、あるいは雰囲気オチでスッキリしない」「どちらかと言うと怪奇譚的な不気味さを感じる」といった「熱くて泣ける」というスタッフのコメントを疑問視する意見がほとんどだった。 + (以下ストーリーのネタバレ) ストーリーは豊臣から追われる所から始まる。原因は利休が秀吉暗殺を企てたからだが・・・? 創生ルートは「死」を意識するようになりワビ助はサビ助の「この世は無情」という考えを容認していく。EDは、サビ助の人格が薄れる形で2つの人格が融合し、ワビ助のような穏やかなさとサビ助の攻撃的な面が一緒になる。そして、兵の屍が散乱する戦場でお茶を点てたあと瀕死の兵にトドメを刺し、どこかへ去っていく。口調は乱暴ながらもワビ助を思いやっていたサビ助の心が残らず、「生も死も、情も無情も、共に愛しきもの」という台詞がどこか歪な達観に至ってしまった印象を残すEDとなった。 ドラマルートは秀吉と再び話をする為、松永との戦に乱入する。そこで利休が半兵衛の身体を心配する秀吉の心を読んだ事で秀吉が「人の弱さを助長させる原因」として利休を切腹を命じた事が判明。ワビ助は秀吉と対話する決意を固めて臨んだが最終的にサビ助が秀吉の行為を「八つ当たり」と言ってそのまま倒してしまう。 話は松永に風魔に代わる新たな「不足の美」として目を付けられ、彼の誘導で半ば強引に人格を融合させられ、義輝と戦うことになる。そして最後は、一定の成果を得られた松永と戦いに満足した義輝の力によって「別離」を与えられ、ワビ助とサビ助は分離し別々の人間となり、2人が初めて互いに触れるシーンで幕を閉じる。複雑な感情を抱え表裏一体の存在として生きてきたワビ助とサビ助が初めて触れ合えた、という点は確かに感動的かもしれないのだが、1人の人間が2人に分離するというあまりにぶっ飛んだ展開である上、その原理には一切の説明がない。松永の撒いた火薬に義輝が剣戟で着火し巨大な花火となって利休を照らす演出から、「ラストシーンは死後の世界や精神世界といった現実とは異なる場所なのでは」といった考察がされることもあるが、いずれにしろ情報が少な過ぎてスッキリしない。 足利義輝は「情熱を失った民を憂いていたが、天政奉還を行わずとも民は別の形の情熱を抱いていたのではないか」と己の行動に疑問を抱くようになる。 創生ルートエンディングでその答えを見つけるため武将たちを集め、「自分を倒したものが新しい王になる」という余興を始める。自身が天政奉還を否定するような展開と既に将軍の位を返している義輝に対し武将たちが素直に傅く光景は少々違和感がある。 ドラマルートは、戦いの中で自身がまだ全能ではないと言い、好敵手という物に興味を持ち、ライバル同士の戦いに介入して場を引っ掻き回したりライバル同士を配下にするなど無茶な振る舞いを始める。 キャラの掘り下げも少なく「将軍家は民に生き甲斐を与える事を使命にしている」程度の情報しか明らかにならず、期待された松永との関係もほとんど描かれない。 前述のとおり台詞を始め、OPムービー、公式サイトの紹介文に「シャア・アズナブル」のパロディが増えているがスベっている印象が強い。 京極マリアも、設定から「天下人への褒美」が消失し、単なる「わがままなお嬢様」になってしまった。 シナリオでは義輝との関わりが「将軍家に組している」位しか無く、相変らず弟である浅井長政を苦労させることばかり。ドラマルートはわざわざ長政たちを倒してから別行動をする、秀吉や信長に対して茶化す様な発言をするといった点が不快という意見がある。 ビジュアル面でも、デモシーンの3Dモデルのクオリティが低く不細工に見えるという意見も多い。 復活武将のシナリオも創生、ドラマルートは面白みに欠ける。 信玄と謙信は創生ルートでは互いが義輝や将軍家に対する考えを巡らせるため盛り上がりに欠ける。ドラマルートでは互いにライバルと戦うきっかけを義輝絡みにしている。 ライバルとの決着に関しては、マンネリではあるがきっちり決着を付けているあたりまだマシな方ではある。 かすがは戦いの中で謙信を失い狂乱状態になるのだが信玄と戦いあっさりと諭されてしまい、最終的に謙信が生きていたという非常にご都合主義なEDを迎えてしまう。 利家は本作で勝家との関係が描かれ、勝家と対面する専用一騎討ちステージが追加された。これ自体は史実の勝家との関係を描いた事には一定の評価を得ている。 一方、シナリオは「かつては信長の強さに憧れていたが、それ以上に"第六天魔王"となった信長への恐怖によって仕えていた」という話がメインに。そしてドラマルートでは、自身のけじめのため信長を討つことを決意する。その中で勝家の事を思い出し、助けようとする。 最終ステージでは勝家との戦闘中の会話はあるがそれ以外は出番も会話も無くEDでも勝家のその後が判明しないまま終わってしまうため消化不良になってしまった。 まつは慶次の身を案じていく話から料理対決をする事になる。ドラマルートも慶次の嫁探しで候補はマリアと直虎であり、『3』で慶次が好意を寄せていた孫市の出番はない。 既存キャラクターに追加されたアニメ・ドラマルートについても、評価が否寄りに傾いているものが多い。 佐助と小十郎のドラマルートは、どちらも強敵に追い詰められ絶体絶命というところで終了という完全な打ち切りED。 官兵衛はようやく又兵衛との関係性に多少のフォローが入ったのだが、一方的に又兵衛を信じ、EDで不運な結末に・・・。 小早川はこれまでの情けない一面を見せつつも元就の命令を背こうとする場面やドラマルートは失踪した天海を捜して本能寺の変に突入するなどこれまでより行動的になった。その反面、天海が小早川を大切にするような振る舞いをし、光秀としての織田への執着心が薄れたような部分がある。 風魔小太郎も北条との関係が強調され、EDで松永の元を離れる事に。他の武将のドラマルートにも出てくるが松永との関係を否定される程度の扱い。 アクション・システム関連の問題点 新モードの追加は一切なく、完全版とはいえあまりに追加要素が乏し過ぎる。 『宴』のような天下統一モードや対戦モードの復活がなく、ただでさえボリューム不足と言われた『4』の問題点が改善されなかったのは痛い。シリーズ10周年記念ということもあってシリーズ最高のボリュームを謡っているが、追加要素がほぼシナリオのみで新モードの追加がないため、『4』をプレイ済みのプレイヤーにとっては非常にボリュームが薄く感じる。 新モードと完全新規ステージほぼなしの弊害は大きく、仮に『4』未プレイであったとしても水増し感は否めない。 完全新規ステージが1つしかなく、新ステージ5つも既存ステージの背景モデル使い回しなのは流石に酷い。 一騎討ちステージもいくらか追加されているが、利休ステージ以外は3つ巴や1対2のステージ系がほとんどで、もはや一騎討ちではない。また、相変わらず一騎討ちステージは自由合戦では選べない。 シチュエーションは「秀吉が家康と三成を従える」「佐助、かすが、風魔の3人が対峙する」「まつの動物達と鹿之介のおやっさん、慶次の夢吉が共演する」など豊富。ただ、シナリオに関わる物はほとんど無く、進軍中継とデモシーンのカットはPVで流れていたのでシナリオ内容に期待するユーザーは肩透かしを食らったかもしれない。 新規アイテムが少なく、獲得した称号に応じて新しいアイテムが開放されたりといったこともない。銘の追加は専用と開のみ。遊戯書は一切追加なし。 専用銘やキャラクターにしても、義輝、マリア、利休以外は『宴』でも使えたため、固有奥義等の追加はあるものの新鮮味には欠ける。 新規要素の目玉となっている「合戦ルーレット」だが、完全に蛇足となってしまっている。 まず、ルーレットの出目は完全にランダム。ルーレットの目の比率を変える「革命つづら」の効果も同じく完全ランダムであるため、プレイヤーが介入することは不可能。「天貨」の目はその場に留まりメダルを稼がないとならないためテンポが悪いが、メダルを稼がなければまだ無視が可能。しかし、「変化」はバサラ技の発動までをも上書きして(バサラ技を中断して)強制的に変化し、なおかつ直江以外は後述のアップデートまでは任意解除も不可能だった(*7)。バサラ技で意図せずルーレット兵や陣大将を巻き込んで倒してしまうと、変化を引かないように祈ることになる。おまけに変化中はジャンプ台や滑車が使えないため、場合によっては変化解除まで待つ必要があり、特別実績に時間制限のあるステージでは邪魔にしかならない有様だった。更に解除直後はプレイヤーの強化などが切れる場合がある(ステージ開始状態に戻される)ため、いちいち強化技をかけ直さなければいけない。変化中はコンボが途切れないのが救いだが、回避と任意解除不能、テンポが悪い、場合によっては弱体化、メダルが稼げないと三重苦どころでは済まされない。合戦ルーレットの不評のほとんどは「変化」の調整ミスによるところが大きい。 特に爆弾兵は攻撃範囲が狭く、防御性能も貧弱。見た目通り雑兵じみた性能で、大抵のPCより弱体化する上に任意解除不能と、罰天よりも罰天に相応しいと揶揄された。 ただしスーパーフィーバーでスーパーアーマー状態で変化すると仰け反りが発生しなくなるため多少は使えるようになる(*8)。直江に変化した際もスーパーアーマー状態なら吹き飛ばし攻撃でなければダメージを受けても変身が解除されない為、この時は敵だけは一撃死する本当の(ほぼ)無敵となる。 また、変化が解除される際には長い硬直時間が発生し、解除された直後は無敵時間が存在しない上に戯画バサラ技や粋の至りも使用できないため、そのまま敵兵に袋叩きにされることも多い。おまけに変化中は戦友交代どころか戦友指令も使用不可能。戦友を使用したフォローもできないどころか、棒立ち状態の戦友が先に袋叩きにされて討死する可能性すらある。 「罰天」の武蔵は倒した際に豪華玉手箱が手に入るため、外れポジションとはいえ少しは割に合う。ただし倒そうとすると強敵で難易度が上がるほど苦戦する。また撤退時間が1分以内なのも厳しい。 ちなみに、台詞は過去作の使い回しで新録は一切ない。そのため音質も劣り違和感がある。直江も直江無敵状からの流用、尼子は台詞すら言わない。 自由合戦ではルーレットを出現をオンオフできるが戦国創生モードではできないため、ルーレットのシステムには非難が集中。1ヶ月半後に公式のアップデートが行われ戦国創生モードでもオンオフ可能になり、「変化」は直江以外も〇ボタンで強制終了(任意での解除)が可能になった。 だが天貨メダルはゲーム中ではルーレットでしか手に入らないため、結局はルーレットをオンにする選択肢が残ってしまう。 景品交換に必要な天貨メダル枚数が非常に多く、固有技・改は800枚、衣装は500枚か1000枚、開銘は2000枚、専用銘になると5000枚必要となる。 固有技・改と衣装は1度購入すれば永続して使えるが、銘は必要な数ごとに購入しなければならない。 専用銘だけでも全武将の分を集めるとなると200000枚必要と非常に多い上に、天貨メダルは「千金」と「天貨」のメダル兵以外ではまともに手に入らないと入手量と必要量が明らかに見合っていない。 「千金」が出れば一度にかなりの枚数を稼げるが、他の目の場合一度に獲得できるのは数百枚程度であるため、貯めるにはかなりの手間がかかる。稼ぎに特化すれば一度に数千枚手に入ることもあるが、ルーレットの出目は完全に運なため、酷い場合は数百枚すら手に入らないことも。 幸いと言っていいものか微妙ではあるが、一応DLCで課金アイテムとして天貨メダルを購入できる。ちなみに、200000枚購入に必要な金額は1200円。どう見ても課金前提である。 余談だがゲーム発表当初のスクリーンショットでは必要な天貨メダルがもっと少なかったらしい。 陣大将の強化 陣大将の攻撃モーションが3種類も増やされており、更に対処が難しくなっている。 『4』では比較的弾きやすかった横振りが高難易度では削除され、代わりに1回転する横振りが2種類も追加された。複数回ヒットする上、戦友が巻き込まれやすく、弾き返しの難易度(=陣崩しに持ち込む難易度)が上昇している。 また、槍を回転させてプレイヤーを引き寄せる吸い込みも追加された。これに関しては、敵兵も無防備な状態にして吸い込む上に陣大将本体も無防備になり、吸い込み中にプレイヤー陣大将に密着すると確定で弾きやすい縦振りを行うなど対処しやすい部類に入る。しかしこの吸い込み、味方の陣大将が使用してもプレイヤーが引き寄せられる。無差別攻撃とはいえこれは批判が大きい。 アクション面で改善されなかった、改悪された部分。 『4』からの新規、復活勢は鹿之助以外アクション面であまり変更点がない。とはいえ、元々の完成度が高いので下手にテコ入れできなかったという事情もある。 ヒットストップや吹き飛び、浮かしの距離などエンジン面の問題点はほとんど改善されていない。 技カメラは完全ではなく、一部の技は技カメラをオフにしてもカメラ演出が残る。技の仕様上やむを得ないと思えるものもあれば、手抜きにしか見えないものも。 また、敵武将にとどめを刺した際にカメラワークが変わる現象は改善されていない。 一部キャラクターはアクション面が改悪されている。代表的なのは秀吉。元々掴める敵には強く、掴めない敵や乱戦には極端に弱い性能だったが、魑魅奈落が戦友交代不可能になり、投げ技に派生すると確定でバサラ抜けされる(*9)など、長所を悉く奪われる改悪が施された上伝衝烈鬼の〆以外にトドメ属性が削除され苦手だった陣大将や乱戦にさらに弱くなってしまい、一躍最弱候補まで転落してしまった。 他にも鶴姫の無限糸貼りの矢が削除、秀秋の粋の至りぐるぐる金吾が多段ヒットしなくなるなど、下位層をいじめる改悪調整がいくらかある。 本作では何人かの武将にダッシュ通常技が追加されているが、否定的な意見が多い。 理由は性能に癖が強いため、ただ単純に斬り込みのために使用すると不利になる場面が多い。癖の強さを考慮しても使える鶴姫や佐助はまだしも、「攻撃判定が狭すぎて乱戦では命取り、武将戦でも狙った敵に当らないことが多い」「前進しすぎるため位置調整が難しい」上に暴発しやすい慶次や元親は、無い方がマシとまで言われる。宴で実装されたまつにも同じことは言えるが。敵武将が使用する際に弾き返しが狙いやすかった通常技から差し替えられて使用することから、NPC強化のために実装したと邪推されるほど。 レベル上限が999になったが「100以降は体力の最大値が少しだけ上がる」(*10)以外は何もない。レベルがMAXになっても褒美はおろかトロフィー(実績)すらない。恐らく「回復アイテムが激減する難易度"天"で、レベルアップを体力回復手段として使えるための措置」であると思われる。 武器生成システムは細かな改善こそあるが根本的な見直しは図られておらず、「銘の自由な取り外し」が本作でも不能。 ただでさえ入手に手間がかかる専用銘や開銘があるにもかかわらず、取り外しができなければ専用銘などをつけた武器しか使わなくなってしまう事は考えられるはずである。 また武器の保護機能も実装されていない。武器が多くなれば解体する際に選択をミスする可能性もある。 属性が変化する武器は全て初回限定特典や予約特典、雑誌付録での入手のため、現状での入手は不可能。 初回限定特典については事前に「後日の有料配信などはない」というアナウンスがあり、そもそも再配信しない(初回限定版なり雑誌なりをきちんと購入したプレイヤーのみが入手できる)からこその「限定特典」であるとも言えるが、「せっかくの属性変化武器なのだからもっと気軽に入手できる仕様にしてもよかったのでは」という意見も多い。 初回限定武器のダウンロードやデータ引き継ぎに失敗したという報告もされており、この点は対策が甘かったのではと不満の声も上がっている。 相変わらず戦友を外すことはできない。本作の追加武将は単独行動しているシーンが多いため、尚更違和感を感じる。 また、敵がプレイヤーを無視して戦友を意図的に狙う場面が増えた。 1ステージで手に入る強化印籠は999999のままであり増加していない。ただし、累計数は9999999と1ケタ増えてはいる。 余談だが全ての武将のレベルを最大まで上げるのに必要な経験値数は2億2千万石なため、明らかに足りない。 また、おみくじ小づちで強化印籠だけあからさまに出にくくなっている。 処理過多が原因のようだが、PS4とPS3の両機種で画面表示関連のバグが発生する。 画面左上に表示される敵の体力ゲージが減らない、バサラゲージが増えないことがある。一気にヒット数の多い攻撃を当てると発生しやすい。 左上の表示が減らないだけで敵本体の体力はきちんと減っているため、ダメージが抜けているといった現象は起きない。 処理過多が原因か、画面の表示が乱れ、台詞などの画面のコックピットの一部が消えたり、中断中のメニューが表示されない現象が起きることがある。 再挑戦や、タイトル画面に戻ると元に戻るが、中断メニューが表示されないためそこまでに苦戦する。 その他 タイトルロゴのデザインは基本的に前作の「宴」を踏襲しているのだが、本作のロゴに追加された「皇」及び「SUMERAGI」のフォントと色が妙に浮いている。 モード選択画面が右半分に偏り過ぎている。また、タイトルBGMが存在せず、メインテーマをそのまま使い回している。 『4』は戦国創世の導入部分も合わせて凝ってはいたが、本作はかなりシンプルなものになってしまっており、「手抜き」という批判の声も上がった。 取得技で見られる固有技の技説明だが、固有技・改の説明を見ることができない。見るためにはいちいち景品交換で確認しなければならない。 これは『宴』からだが、固有技の技説明が2行(技名、取得レベルを合わせて3行)しかないため一部の技は文字数が足りない。 例えば松永久秀の「劫火」はレベルアップで何が強化されるか記載されておらず、千利休の「大寄せ」は空中発動がレベルアップしないと発動できないことが記載されていないなど。隠し仕様やキャンセルまで詳細に記載する必要はないが、基本的な技説明ができていないのは問題といえる。 総評 アクション面については概ね『4』より改善されている。 『宴』要素の差し戻しに加えて追加技、空中発動可能技の増加と性能調整により、やれることの幅はシリーズ中最も広くなった。 しかし、10周年記念作品であり完全版であるとはいえ、新要素はフルプライスにもかかわらず非常に薄く、おまけに合戦ルーレットは完全に邪魔な代物。 規格外のボリュームを謳っているが、天貨メダルの手に入りにくさによる水増しの面が強い。 『4』で批判の的であったカメラ演出がきちんと改善され、合戦ルーレットについては批判が殺到した部分についてアップデートがされるなど、プレイヤーの声に対する対応は『4』よりはマシになっていると言える。 だが戦友を外せない、銘の仕様も根本的な改善が行われていないなど、肝心な点が改善されずかゆいところに手が届かないような状態であり、やはり『宴』の完成度には及ばない。 基本的に『4』の要素は全て入っているため、今から購入するなら本作一択になる。 余談 シリーズ10周年を記念してグッズや記念ファンブックが発売された。 10周年記念テーマソングとして「SOLIDEMO」が歌う『時を超えて』もリリースされたがこちらは話題にならなかった。アーティストの「SOLIDEMO」は『戦国BASARA』の関係はメンバーが舞台版に出演したことがあるが楽曲担当は今回が初めてだった。 また武将のテーマBGMをテーマソングにアレンジした『戦国BASARA 武将テーマボーカルコレクション』も話題にならなかった。 本作の発売前後において、公式の発言が物議をかもしている。 発売前、ニコニコ超会議の生放送にてバンダイナムコからDLC衣装について「このコラボレーションはユーザーが望んでいるのか?」との発言が飛び出す一幕があった。 これに対し小林裕幸プロデューサーが「自分達が楽しければいい」と返したらしい。 上杉謙信は、前作までは性別不明として扱われていたが、本作では男性として扱われている模様。 公式サイトでは現在でも、細かい改良点や新システムの一部等についての紹介が一切ない。割と重要なものも含まれているのだが…(*11)。 またキャラクター紹介文が非常に変、というかふざけている。 政宗の「バイリンガルドラゴン」やお市の「自虐的ヤンデレ妹」に加え、吉続の「念力おみこし」に松永の「爆破マイスター」等、いつもの『戦国BASARA』と評価する声もあるが、やはり外見的イメージだけ作られている感はある。 一方で、元就の「冷徹自己チュー策士」には批判が相次いだ。鶴姫の「でんぱ巫女」も本作だけの設定ではなく、今後も使うつもりで付けたのだろうか? 発売前、吉本興業とのコラボレーションが発表されていたのだが、現在は公式サイトから全ての記述が抹消されており、完全になかったことになっている。 お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平氏が「千利休第3の人格"ボケ助"」という設定で本作の利休に扮し、相方の松尾駿氏と共に現代の便利グッズをネタにした寸劇の動画(配信予定は第5回まで発表)を配信するという企画だったのだが、結局「ボケ助」の登場はイベントが1回と動画配信が1回のみであった。 2020年7月21日にシリーズの15周年を記念して『戦国BASARA4 皇 ANNIVERSARY EDITION』が発売された。ちなみに、7月21日は初代『戦国BASARA』の発売日である。 過去の配信された全DLC(*12)に加え、特製ブックレット「戦国英雄 十五周年画録」が付属している。 なお、2022年3月31日付けに小林裕幸プロデューサーが ようやく 退社したことでナンバリングシリーズは本作で事実上最後となった。
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戦国BASARAMember s 武将名 よみ 声優 伊達 政宗 [だて まさむね] (CV 中井和哉) いいちこ 片倉 小十郎 [かたくら こじゅうろう] (CV 森川智之) 真田 幸村 [さなだ ゆきむら] (CV 保志総一朗) ねぎ ギュスターヴ 巴遊心 武田 信玄 [たけだ しんげん] (CV 玄田哲章) いいちこ 猿飛 佐助 [さるとび さすけ] (CV 子安武人) 黒刃 上杉 謙信 [うえすぎ けんしん] (CV 朴璐美) 片羽 かすが [ ― ] (CV 桑谷夏子) 長曾我部 元親 [ちょうそかべ もとちか] (CV 石野竜三) 朋燕 毛利 元就 [もうり もとなり] (CV 中原茂) 副署長ランさん 鶴姫 [つるひめ] (CV 小清水亜美) 真堂瑠亜 ラテ(凸専) 徳川 家康 [とくがわ いえやす] (CV 大川透) 本多 忠勝 [ほんだ ただかつ] (CV ― ) 石田 三成 [いしだ みつなり] (CV 関智一) ギュスターヴ 大谷 吉継 [おおたに よしつぐ] (CV 立木文彦) 森王丸 織田 信長 [おだ のぶなが] (CV 若本規夫) ギュスターヴ ぉ犬様 濃姫 [のうひめ] (CV 日野由利加) 翔啝 森 蘭丸 [もり らんまる] (CV 下和田裕貴) 浅井 長政 [あざい ながまさ] (CV 辻谷耕史) お市 [おいち] (CV 能登麻美子) 翔啝 真堂瑠亜 ラテ(凸専) 松永 久秀 [まつなが ひさひで] (CV 藤原啓治) 黒刃 雑賀 孫市 [さいか まごいち] (CV 大原さやか) 翔啝 前田 利家 [まえだ としいえ] (CV 坪井智浩) 森王丸 まつ [ ― ] (CV 甲斐田裕子) 朱樹桜 あぁた 前田 慶次 [まえだ けいじ] (CV 森田成一) ミカヅキモ 夢吉 [ゆめきち] (CV 桑谷夏子) 真堂瑠亜 豊臣 秀吉 [とよとみ ひでよし] (CV 置鮎龍太郎) ペンたん ミカヅキモ 竹中 半兵衛 [たけなか はんべえ] (CV 石田彰) いつき [ ― ] (CV 沢城みゆき) るりぃ 北条 氏政 [ほうじょう うじまさ] (CV 宮沢正) 風魔 小太郎 [ふうま こたろう] (CV ― ) 明智 光秀 [あけち みつひで] (CV 速水奨) 巴遊心 宮本 武蔵 [みやもと むさし] (CV 浪川大輔) 森王丸 今川 義元 [いまがわ よしもと] (CV 塩屋浩三) 本願寺 顕如 [ほんがんじ けんにょ] (CV 辻親八) ザビー [ざびー] (CV 塩屋浩三) 最上 義光 [もがみ よしあき] (CV 白鳥哲) 副署長ランさん 島津 義弘 [しまづ よしひろ] (CV 緒方賢一) 大友 宗麟 [おおとも そうりん] (CV 杉山紀彰) ギュスターヴ TRITON あぁた 立花 宗茂 [たちばな むねしげ] (CV 稲田徹) 黒刃 小早川 秀秋 [こばやかわ ひであき] (CV 福山潤) 天海 [てんかい] (CV 速水奨) ギュスターヴ 巴遊心 黒田 官兵衛 [くろだ かんべえ] (CV 小山力也) かんらちゃん 南部 晴政 [なんぶ はるまさ] (CV 宝亀克寿) 佐竹 義重 [さたけ よししげ] (CV 木村雅史) 宇都宮 広綱 [うつのみや ひろつな] (CV 吉田考) 銀虎 姉小路 頼綱 [あねがこうじ よりつな] (CV 白熊寛嗣) 尼子 晴久 [あまご はるひさ] (CV 川村拓央) 直江 兼続 [なおえ かねつぐ] (CV 伊丸岡篤)
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登録日:2011/12/13(火) 12 48 07 更新日:2023/04/09 Sun 18 22 59NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 UMAはもう古い、時代はふUMAぢゃ! …………… ⊂(_^ω^)⊃ブーン 伝説の忍び 傭兵 奥州杯の英雄 宵闇の羽の方 戦国BASARA 無言 疾風翔慟 風が通れば風魔も通る 風魔さんは無口 風魔スター 風魔小太郎 行けぃ、風魔よ!北条家再興のため! ………… 戦国BASARAシリーズに登場する武将。 武器:大型手裏剣→対刀 防具:篭手 属性:雷→風 CV:なし 1ではモブ、2ではNPC、英雄外伝でプレイヤー化という、片倉小十郎と同じ軌跡を辿っている。向こうは3で一回降格しちゃったけど。 伝説の忍びと呼ばれるほど恐ろしく腕の立つ忍びで、北条軍に傭兵として雇われている。 防具で目が隠れているため、素顔は見えない。 隙あらば武将はおろか一般兵でさえもしゃべろうとするBASARA内において、異常に無口で全くしゃべらない。 あえてしゃべらないだけなのか、声を出せないのかは不明だが、松永久秀と対峙した際には「卿は…そうだな、声が欲しいか?」と問われている。 また、森蘭丸からは「蘭丸より幼いのか?」という意味深な問いかけがされており、経歴には謎が多い。 北条氏政に雇われるに至る経緯が謎なため、北条軍の中でも「氏政様どうやってあんなすごい忍びと知り合ったんだろう」と疑問を抱くものがいる。 2では登場ステージが小田原城が舞台の二つだけで、どちらも栄光門を守っているが、片方は閉じる前に突入してしまえば出てこないため、出番が少なめだった。 この時のモーションは猿飛佐助のコンパチだった。 その後英雄外伝にて、モーション、武器、属性が一新され、更に政宗ら人気武将に並んで外伝ストーリー主役の一人になる。 忍びだけあって攻撃や移動はスピード型で、固有技はトリッキーなものが多い。 さらにBASARA内でも雑魚に圧倒的に強い風属性なので、属性武器を装備していれば一方的に攻撃できる。 しかし、体力及び防御力が全武将中最低クラスなため、油断してると死にかねない。 慣れが必要ではあるがジャンプ中に滑空することができ、鳥を使う佐助やかすがと違い自力で飛んでいる。伝説の忍びスゲェ! …後にけんしんさまも習得しちゃったけどね。 外伝ストーリーでは彼が「誰にも姿を見せない伝説の忍び」たる所以が明かされる。 新規ステージの長谷堂城風雲戦では、総大将を務めている。 小十郎ストーリー四章にて、松永に雇われ小十郎の前に現れるが、堪忍袋の緒が切れ極殺を解禁した小十郎にボコボコにされる。 また、氏政でこのステージに挑むと、ステージ開始時のメッセージが「風魔小太郎を倒せ!」から「風魔小太郎を連れ戻せ!」に変更され、 氏政が文句を言いながらも風魔の元に向かう姿が見られる。 まるで迷子になってしまった孫を迎えに行く祖父のような光景がそこに広がっている。 アニメ二期でも、松永に雇われていた。 3では鶴姫のピンチを何度も救ったことから彼女に宵闇の羽の方と呼ばれ憧れられている。 彼女を救ったのは、故意なのか偶然なのか、はたまた任務なのか。 その真意は謎に包まれているが、戦国BASARA3宴では松永が差し向けたかのように思われる描写も見られる。 彼のストーリーでは、氏政の命により各地を飛び回るが、一言もしゃべらないせいで使者として遣わされた先で襲撃と誤解され迎撃を受け、 さらに応戦してしまい誤解を広げ氏政が慌てる点が多く見られる。 本多忠勝のストーリーでの忠勝と風魔のやり取りは必見。 「………!」 「…………」 「………!?」 「…………」 「……!?!?」 …文字だけだと、放送事故っぽく見えるが気にするな。 宴では奥州特攻目安箱のリスナーのようで、風とともに白紙の投書を送っている。 ちなみに、英雄外伝のとあるステージでとある方法をすれば、顔の隠されている部分を見ることができる。 ......。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 北条さんの傭兵から爆弾正の忍びに -- 松永さん (2013-10-31 21 45 58) 3では松永さんちから戻ってきてるし、宴で松永と会った時も「また雇いたいけどもう無理だろうなー」とか言われてた -- 名無しさん (2013-10-31 21 47 15) アニメ2期では秀吉の刀を奪うはずが佐助が小十郎に「武器が無いから」と渡そうとしたので襲い掛かってきたのが怖かった。小十郎の「刀を離せ!」で事なきを得たけど。 -- 名無しさん (2013-10-31 22 11 40) こういったタイプは人との接点を断っていそうだから鶴姫とはラブラブにはなれないな。 -- 名無しさん (2013-11-05 11 08 35) こいつで飛び回るのが好きだった -- 名無しさん (2013-11-17 23 01 49) 弾正と北条さんの意外な接点 -- 松永さん (2013-11-17 23 06 42) 氏政のじっちゃんとの掛け合いが孫みたいで可愛い -- 名無しさん (2013-11-24 15 42 21) 宴で松永さんに言われた声より貴い?ものはやっぱりじっちゃんなんだろうか -- 名無しさん (2013-11-24 17 21 41) しゃべれや!あと鶴姫と付き合えや! -- 名無しさん (2014-05-25 20 14 54) そんな一切喋らない風魔が一番好きだ。 -- 名無しさん (2014-05-25 21 20 00) スタッフからすれば声優使わずに済んでありがたいんだろうなー。これはこれで面白いキャラだけど -- 名無しさん (2014-08-02 04 58 50) アニメでお館様にぶっ飛ばされた時の表情が個人的に好き。 -- 名無しさん (2014-08-02 09 59 13) 風魔が喋らないのは2の製作時に時間と予算が足りなくなったからだとか。 -- 名無しさん (2014-08-02 13 21 35) 仮面ライダーサイガにそっくりだ。高速飛行、2本の刀、傭兵、言葉を理解不能な所とか。 -- 名無しさん (2014-11-28 19 46 02) ↑8孫と爺ちゃんどころの関係じゃなかった件について。歴代当主のみが知る守護霊かなんかなの…? -- 名無しさん (2018-08-26 19 53 30) 名前 コメント
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【謙信基本】 基本台詞(謙信) 戦闘(謙信) 汎用(謙信) ギャラリー(謙信) 【謙信プレイヤー側】 合戦開始(謙信) 謙信→敵 【vs謙信】 プレイヤー→敵謙信 【かすが基本】 基本台詞(かすが) 戦闘(かすが) 汎用(かすが) ギャラリー(かすが) 【かすがプレイヤー側】 合戦開始(かすが) かすが→敵 本能寺暗殺行 【vsかすが】 プレイヤー→敵かすが 【vs上杉軍】 合戦開始(vs上杉軍) 合戦中 直江兼続の全て ストーリーモード
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戦国BASARA4 2017/12/02 前田慶次でクリア。 2017/11/04 全キャラ戦国創世モード制覇でクリアということで。 とりあえず井伊直虎でクリア。
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Registration date:2011/06/06(月) 22 32 47 Update date:2024/02/11 Sun 04 50 21NEW! Time required:約 6 minuteで読めます ▽タグ一覧 DQN LoV3 X最弱キャラ お尻マウスパッド←マジキチ ケガしやすい ネタキャラ バナナ ライバル レッツパーリィ! 中井和哉 主人公 伊達政宗 伊達男 六爪流 六爪流←あまり意味がない 器用貧乏 奥州筆頭 戦国BASARA 滝を昇る竜 珍走団 生かしきれない怪力 眼帯 英語武将 農民 馬イク 俺を本気にさせてくれんのはアンタだけだ! CV 中井和哉 奥州を治め、その高いカリスマで奥州伊達軍を率いる伊達男。 腰には龍の爪に見立てた六本の刀をさしており、片手に三本ずつ刀を持って斬撃を繰り出す六爪流の使い手。 武器や固有技に付加される属性は雷。 闇ひろしによるとこの刀、相当な値打ちを誇る一品らしい。その割にアニメではバキバキ折られているが… 因みに幸村と共に戦国BASARAシリーズの初期操作キャラ皆勤賞。 武田の将、真田幸村とは宿命のライバル同士。 普段は斜に構えた彼も、幸村との戦いの際にはtensionがmuchでYeah!なことになる。 BASARA2では片方のdeadでストーリーが完結していたが、英雄外伝で蒼紅共闘ステージが作られ、 animationでも織田信長や豊臣秀吉相手に協力しあうなど信頼するpartnerとしての側面が出てきた。 こういうbackgroundもあってか、最近では勝負に決着がつかず、生涯に渡って切磋琢磨しあう永遠のrivalという面が強くなってきている。 その割にドラマでは仲が良い。 talkが脱線するが、 幸村が精神的な面でdamageを受ける機会が多いのに対し、 政宗はやたらと負傷する。 ○英雄外伝…罠により吹き飛ばされ負傷。 ○コミック(灰原薬氏版)…秀吉との一騎打ちで溺死しかけ、右肩脱臼(自力で嵌め直した)。 ○アニメ一期…鉄砲隊により銃創を負い倒れる。 信長に首を締められ左目を抉られそうになる。 ○アニメ二期…秀吉によりフルボッコ。バナナが折れる。 あとやっぱり首を締められる。 ○劇場版…三成から時間差斬りを受ける。 ○BASARA3…小田原で三成にバチーン!頭から地面に落下。 ○New!BASARA3宴…↑の後、身動き一つできず馬で奥州に搬送。 以降寝たきり。 oh… BASARAX…?何のことだかさっぱりだぜ。 書くのが遅れたが、この政宗率いる奥州伊達軍、統率の取れた若い軍と書けば聞こえはいいが、その実体は、 ヤンキー軍団である。 しかもBASARA1のムービーを見る限り、 珍走団の気がある。(ちなみにEDで全滅している) BASARA2で副将として片倉小十郎が追加され、押さえ役の登場により政宗のぼっちが解消されたが、 キレた小十郎の台詞は完全にヤ○ザである。 ヤンキーの集まりに独眼竜とヤク○がすーっと効いて これは……伊達軍 こんな連中だが農民に嫌われていると知ると異常に落ち込むnaiveな一面を持つガラスの10代である。 BASARA2のいつきシナリオは政宗たちがやたら格好良いので必見。 ちなみにアニメで政宗が乗っているのは、 馬型のバイク という謎回答がスタッフにより返ってきたことは有名。 だが無印のOPムービーでは、他の連中が槍や倒木に乗って移動する中、 筆頭は馬を使わず全力疾走して安土城を目指していた。 まぁ、他の連中も(主に武田)おかしいことは言うまでもない。 ◇固有技 WAR DANCE モーション後に六爪流に移行する固有技。 技スロットを占拠してしまうが、 BASARA技終了後以外にも六爪流で戦えるのが旨味。 damageを受けるか時間経過でこの六爪流は解除されてしまうが、 六爪流中はステップ 防御不能+スーパーアーマーで、 defense面がpaperでNo thank youなことになってしまうため、 無限六爪流時の六爪流固定状態よりこちらの方が安全面では優れている。BASARA3では空中でも発動可能になったため、発動時の隙がそこそこ無くなった。 JET-X 鞘から刀を抜き放つと同時に前方にX字に斬りつける固有技。 初期技故に性能はそこそこだが、序盤にはお世話になる。 BASARA3では六爪状態で強化版のX-BOLTに変化する。 MAGNUM STEP 刀を回転させながら前方に突きを放つ、突進技。 無印から安定して政宗の主力となる固有技で、マーグナム!マーグナム!マーグナム!してればだいたい何とかなる。 この技もまた、BASARA3で強化版のMAGNUM STRIKEが登場。 更にhighspecな技となった。 PHANTOM DIVE BASARA2からの新技。そしてBASARA3でリストラ。 片方の鞘から刀を三本抜き放ち、飛び上がって地面に刀を叩きつけることで前方に広範囲の衝撃波が飛ぶ。 密集した楯兵や弓兵を一掃したときの快感がexcellent。 攻撃後に納刀モーションによる硬直があるのが難点。 クロスでは犠牲になった。 BASARA3宴で復活を果たした。 HELL DRAGON 初代から随分と強化された遠距離技。 腰だめにして前方に青い稲妻を放ち、BASARA3では範囲と射程がかなり伸びたためかなり有用。 幸村の虎炎が昇竜拳ならこちらはさしずめ波動拳といったところか。 ◇外部出張 未だに他のカプコンのゲームに外部出張した事がない。(彼に限った事では無いが。) 2007年に発売された「カードファイターズDS」においても、他のBASARAキャラ同様、カード化はされなかった。 それどころか「タツノコVSカプコン」や「マーブルVSカプコン3」においても、彼が参戦候補に挙がりながら出場出来ないと言う事態となった。 更に現在ゲーセンで稼働中の『戦国大戦1570 〜魔王、上洛す〜』にてrivalの真田幸村がEXカードとしてゲスト参戦するも、彼は参戦出来なかった。 今出したら勢力の都合上、他家所属になってしまうため、仕方ないと言えば仕方ない。 (それを言うなら、時勢の関係もあって武田家にろくに奉公した事実がなかった幸村が武田家所属で参戦する事自体がそもそもおかしいが) …とか言っていたら今度は「LOAD of VERMILION Re 3」にてrivalと共に種族seaのcost60attackerとして参戦。(ちなみにrivalは種族demonsのcost50attacker。) magicとfantasyの世界でも特に違和感なく駆け巡る姿は、まさにBASARAキャラといったところか。 ◇余談 代表的な台詞「Let's Party!」を「レッツパーリィ!」と発音しているのは、中の人が電子辞書で「Party」を調べて音声確認を行った結果、そう聞こえたからである。「レッツパーリィ!」は後に銀魂でさんざん弄られる。 /i/i(V⌒ヽノ) / ・彡 -ニ二ニイ/丶ノ 彡ハ●∀・ハ〉`ーイ \彡Юと { \ 丶===|[三]_ _> へノ( |⊆ノ|=丿ノ)/ヘ 丶 _丶_ノ/_((ヾフ く // )) ヾフ 〈く ヾフ 派手に追記・修正だ!! Are you ready guys!? ΩΩΩ 筆頭ーっ!! Let's 追記・修正 Party! (レッツ追記・修正パーリィ!) 『行き先はわかってるんだ…焦る事は、ねえ…』 △メニュー 項目変更 このitemが面白かったなら……\Push!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 英語しゃべったり、鞍や手綱無しで馬に乗ったり・・・でもイケメンだから許す! -- 名無しさん (2013-10-31 09 25 59) 4のPVだと義輝公に初っ端から 敵意むき出しだったが、何か因縁があるんかな -- 松永さん (2013-10-31 09 37 03) 4のPVでいきなり空飛んだのには吹いた -- 名無しさん (2013-10-31 14 39 12) It's oneeyes dragon!!!!!! -- 名無しさん (2014-01-08 02 12 57) 最近 三成やもがみんとか ライバルキャラ増えすぎて 幸のんの影が 幸のんは幸のんで 井伊さんと夫婦漫才 -- 名無しさん (2014-01-08 09 36 03) 記事wXの事から目を背けるなよww……まぁ確かにXの筆頭はゲームに参加出来てないとまで言われる程弱いが。 -- 名無しさん (2014-01-08 12 56 39) TESTAMENTは誰も記述してくんないの?3シリーズのこいつを語る上で欠かせない追加奥義だと思うのだが。 -- 名無しさん (2014-01-09 10 20 31) 4で空中CLAZYが追加されたけど空中MAGNUMとか空中PHANTOMがあるから使い道が… -- 名無しさん (2014-02-03 22 14 45) 4で専用装具無くなったから無限六爪出来なくなったな 固有奥義切り替えれるようになったから強化されたと思うけど -- 名無しさん (2014-02-05 11 12 13) 竜王竜王言ってるのに皆から言ってもらえない悲しみ -- 名無しさん (2014-02-05 11 17 32) しかし、なんで新しい関係者が柴田勝家だったんだろ?縁もゆかりもないのに…いやBSARAらしいといえばらしいけど…伊達軍なんだし、伊達成実あたりじゃあダメだったんだろうか -- 名無しさん (2014-02-05 12 45 38) 因みに伊達軍内部で筆頭の言葉使い…つまり英語に関しては竜の言葉って扱いになっている。シリーズが進む毎に軍内部に浸透していっている 。 -- 名無しさん (2014-02-05 13 47 03) 強いて言うならお父さんが勝家との交流が深かったからなのかな 勝家との関係 -- 名無しさん (2014-02-13 22 10 21) ↑2 BASARAなら日常茶飯事です(笑) -- 名無しさん (2014-02-13 22 17 06) ↑2 BASARAは時代考証完全無視に見えて、そういうマニアックtoiuka所を突いてくるからな・・・ -- 名無しさん (2014-04-05 22 40 14) ゴメン、ミスった。BASARAは時代考証完全無視に見えて、そういうマニアックというか、あまり知られていない戦国エピソードを突いてくるからな・・・ -- 名無しさん (2014-04-05 22 42 05) この人とか幸村とか、充分クロスオーバー作品に出られるスペックはあるんだがな… -- 名無しさん (2014-04-15 18 38 35) PXZに出るかなーって思ってたけど出なかったんだよな…BASARAはあの手のゲームとの相性は相当いいと思うし、筆頭も性格的にシナリオの起爆剤になれるだろうし。 -- 名無しさん (2014-06-12 13 36 46) 部下の人の中に「リーゼント」がいるのが・・・・・。 -- 名無しさん (2014-06-12 13 39 41) ↑その人アニメでリーゼント部分斬られてなかったっけ -- 名無しさん (2015-01-18 19 40 15) この人はほら、むしろリアル宮城県とコラボしてるから(震え声) -- 名無しさん (2015-02-16 00 22 57) あのポスターには吹いたわww -- 名無しさん (2015-09-06 10 08 49) 最近ライバルと共にレムギア大陸に出張している模様。戦国大戦にいないと思ったらそっちにいたのかよwwww -- 名無しさん (2015-12-11 18 24 13) PXZにでるならハーケンも出て会話してほしいwww -- 名無しさん (2015-12-11 18 43 52) ↑↑攻撃性能「だけ」はずば抜けて高いから弱キャラ化して煮え湯を飲ませたアークへの仕返しをアーク格ゲー連中に出来るんだよね -- 名無しさん (2016-03-18 11 12 24) 嫁さんの愛姫も登場して欲しい -- 名無しさん (2020-09-19 11 55 19) ↑一部のファンの間では、いつきが愛姫という非公式設定が語られている。愛姫の読みを変えると「いつき」になることや、2のいつきストーリーでからみがあることからきているとか -- 名無しさん (2022-06-14 21 53 14) わりかし技のモーションが派手だから絵になって好き -- 名無しさん (2022-10-04 20 03 59) ミライドン見たときこいつが思い浮かんだ。電気でドラゴンで青くてバイクだし。 -- 名無しさん (2022-11-30 21 59 06) 3しか遊んでないけど討死する時のモーションがえらい特徴的でびっくりした。刀一本が飛ばされる→次を抜く→そのまま前に倒れ込むってやつ。 -- 名無しさん (2023-02-27 07 25 03) 名前 コメント
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ずい、と政宗の前に鏡が差し出される。 「紋様が傾いでおりましたので。…よくお似合いですな」 「いてえよ、このやろう。もっと優しくしろよ」 平然と言う小十郎を政宗は睨み付けた。 「……お前のと揃いなんだから、当然だろ」 お前もよく似合ってるじゃねえか、と。満足気に付け加えながら政宗は振り返り、小十郎の耳朶に光る元は一対であった装飾品に触れた。 ――ガラッ 「「「「あっ」」」」 障子戸を開けると、そこには戸にへばりつくようにした女子が四人。 「そんなところで何してやがる」 政宗は怪訝そうに上から屈んでいるその四人を見下ろした。 「え、や!だって政宗来るの遅いし、ねぇ!?元親!」 「ばっ、俺にふんなよ!」 「客人を待たせるとは何事か」 「心配して様子を見に来たでござる!!」 一人を除いて慌てふためく三人に、政宗が訝しげな表情で言い放つ。 「あ?別に。お前のとこから入れたぴあすって奴を付けてただけだろ、元親。ゆーしー?」 何事もないと白々しく答える政宗に、辺りが静かになった。 いや、本当のことであるのだか。 「「ふーーん?」」 「それにしては随分と甘えておったようだが」 「何つー声を…ね」 「いつもはあんななのか?」 「朝から破廉恥でござるぁぁぁぁあ!!」 「え、なっ何!違っ」 いいたい放題にからかいだす友人たちが、何が言いたいのかを感付き今度は政宗が慌てる。 「なんか顔赤くなってますけどー?」 「朝から何してたんだよ」 「とろけておったくせに何が違うと申すか」 「破廉恥いぃいい!!」 「だからっ別に何でもねぇよ!」 いつからそこで聞いてやがった!と。キャーキャーと騒ぐお年頃の女子たちの会話に、やれやれと小十郎はため息を吐いた。 政宗がバタバタと足音を立てて客人である四人を追いかけて廊下を駈けていく。 一人残された部屋で耳朶に鈍く光るぴあす、とやらを弄ってみる。 大切な主である政宗から初めて賜った大事なもの。 「俺のものっていうしるしだ!」 その言葉が彼女の気紛れからか、子供ならではの独占欲からか、など小十郎にはどうでもいいことで、ただこれだけで十分であった。 振り回されるのも、自分にだけ向けられる子供染みたその我儘でさえも愛しい。 彼女にとって、他のものより少しでも上であるという優越感。それだけでいい。 畑にでも行くか、と。物思いを断ち、小十郎は静かに部屋を後にしたのだった。 「お前、あいつが好きなんだろ?」 「…絶対、言うなよ!?」ようやく追い付き、小さな離れの部屋で隠れるようにして、皆でぎゅうぎゅうと詰めて座り込む。 絶対あいつ気付いてないから、と顔を真っ赤にして涙目に言う政宗はまさに恋する乙女で。 同じ女子の目から見てもそれは可愛らしいものだった。 二人の近しいやり取りに、恥ずかしさのあまりからかってしまったことを悪く思いながら、四人は口には出さずとも羨ましさを感じたのであった。
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戦国BASARAシリーズ 802 名前:水先案名無い人 :2008/06/04(水) 13 05 35 ID x2+6tkma0 戦国BASARAのキャラクター入場!! 第六天魔王は生きていた!! 更なる瘴気を纏いラスボスが甦った!!! 征天魔王!! 織田信長だァ――――!!! 総合騎馬戦術はすでに我々が完成している!! 戦神覇王 武田信玄だァ――――!!! ぶち切れしだい極殺しまくってやる!! 仁吼義侠 片倉小十郎だァッ!!! 一族の栄光なら我々の歴史がものを言う!! 北条家四代目 老成剛毅 北条氏政!!! 真の金力を知らしめたい!! 信財成皇 本願寺顕如だァ!!! 現状は関西のみ制覇だが目標は日本を制覇して強国にすることだ!! 裂界武帝 豊臣秀吉だ!!! 空腹対策には弁当だ!! 豪放磊落 前田利家!!!! 全剣技のベスト・テクニックは六爪流の中にある!! 奥州筆頭が来たッ 伊達政宗!!! 喧嘩なら絶対に敗けん!! 祭と喧嘩見せたる 絢麗豪壮 前田慶次だ!!! バーリ・トゥード(重騎あり)ならこいつが怖い!! 四国の天衣無縫 長曾我部元親だ!!! 南蛮から愛の教祖が上陸だ!! 南蛮我道 ザビー!!! ルールの無い戦がしたいから援護形態(ビットつき)になったのだ!! 戦国最強の戦を見せてやる!!本多忠勝!!! めい土の土産に秀吉の天下とはよく言ったもの!! 軍師の智謀が今 実戦でバクハツする!! 蒼烈瞬躙 竹中半兵衛だ―――!!! 一刀必殺こそが最強の代名詞だ!! まさか鬼島津がきてくれるとはッッ 島津義弘!!! 闘いたいからここまできたッ 性別一切不明!!!! 春日山の神速聖将 上杉謙信だ!!! 最強は忠勝ではないおれさまが最強なのだ!! 天驚動地 宮本武蔵!!! 私の正義は信義不倒である!! 私に倒される悪はいないのか!! 浅井長政だ!!! ………………言葉不要!! 伝説の忍!!! 疾風翔慟!!! 風魔小太郎だ!!! 特訓は実戦に活かしてナンボのモン!!! 天覇絶槍!! 武田軍から真田幸村の登場だ!!! けんしんさまは私のもの 邪魔するやつは思いきり分身し思いきり倒すだけ!! 月下為君 かすが 犬千代様を支えに戦場へきたッ!! 賢才瞬麗 まつ!!! 変態に更なる磨きをかけ ”冷眼下瞰”明智光秀が帰ってきたァ!!! まろの影武者作戦に死角はないでおじゃッッ!! 虚張声勢 今川義元!!! 中国謀将の知略が今ベールを脱ぐ!! 詭計智将 毛利元就だ!!! ファンの前でならおらはいつでも全盛期だ!! 天真爛漫 いつき ハンマー忘れて登場だ!!! 使用キャラ昇格はまだかッ 悪の炎 未だ消えずッ!! 天我独尊で思いのまま!! 松永久秀だ!!! 特に理由はないッ バズーカやガトリングガンが強いのは当たりまえ!! 時代が合わないのはないしょだ!!! 繚乱無比! 濃姫がきてくれた―――!!! 生まれながらの魔性で磨かれた幻妖言惑!! 浅井軍のデンジャラス・レディ お市だ!!! ご褒美だったら金平糖を外せない!! 破邪清真 森蘭丸だ!!! 超一流戦国大名の超一流の戦だ!! 忠勝拝んでオドロキやがれッ 東照権現!! 徳川家康!!! 真田忍隊はこの男が完成させた!! 蒼天疾駆!! 猿飛佐助だ!!! 無敵の一番隊が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 無敵ッッ 一番隊はきみ一人ッッッ直江兼続の登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4組御用意致しました! 必殺非業 三好三人衆!! いつき命 いつき親衛隊!! 上杉軍遊撃部隊!雪組! ……ッッ どーやらもう一組は爆散してしまった様ですので、残念ながらッ皆様にご紹介できませんッッ 関連レス 807 名前:水先案名無い人 :2008/06/04(水) 22 42 39 ID pL9rsg870 バサラってなんかガンダムの声優多いよね。 808 名前:水先案名無い人 :2008/06/05(木) 09 38 34 ID lgpIbUgy0 ガンダムを作りすぎるからガンダム出演歴のある声優が増えただけだろ 禿御大のガンダムだけならここまで増えるわけがない コメント 名前